資産について

金投資前に考える。金の安値とは?金の原価を知る事で見える投資時期。

金の採掘

金の購入について考えてみましょう。金のチャートを見つめて今が買い時!?など悩む事が多々あると思います。

今日その時の金は買いなのか?について、チャートにこだわらずに決める秘訣があれば良いですよね。

金は金融資産ではありますが、見方を変えれば資源です。資源には原価に似たものがあり、採掘する為にかかるお金が必要です。金では【産金コスト】と呼ばれているものです。

産金コストについて考える

金を採掘する際にかかる資金を知る事により、金の原価を知る事が出来ます。では実際に産金コストはどれぐらいであるか?

1オンスにつき864ドル。1オンスは28.35グラムなので……。

金の原価は1グラム30.476ドル。となります。

今日現在2月3日時点での1ドルは109.50円です。

1グラム3337.142円。これが産金コストです。産金コストは日々変わるのでずっとこのままというわけではありませんが、だいたいこのぐらいという事です。

産金コストは金の最安値か?

産金コストは最安値であるように感じますよね?それがそう上手いようには行かないようです。

産金コストは年々上がっています。2010年頃の産金コストは700ドル程だったようです。そして金の相場は2500円程。産金コストから考えれば2010年との金の値幅はそんなに変わらないはずですが、倍ほどの違いがあります。

そこで疑問に思うのが、なぜ金の相場が産金コストを下回るのか?という事です。なぜ売値が原価を下回ってまで売買するのか?理由を考えていってみましょう。

  1. 採掘をやめてしまうと再開に時間がかかる。
  2. 現在、多くの鉱山は深く掘ってある為再開に時間がかかる。
  3. 使わなくなった機械などは時間とともに朽ちる。

相場を下回っても採掘する理由は、採掘を再開する為には莫大なコストがかかるという事が理由のようです。ただ赤字のままで生産を永遠に続けるわけにはいきませんので、掘る量を減らしたり、採掘会社で新規鉱山を探したりして採算をとれるように運営しているようです。なかには探索を止めてしまう鉱山や、大規模なリストラをおこなって会社全体の事業を見直す事もあるようです。

そのような事から【産金コスト=金の最安値】とはいかない事情があるようです。ではなぜ金価格は上下するのか?という疑問もあるかと思いますが、先ほど述べた【掘る量を減らす】【探索を止めてしまう鉱山】などの理由から金の供給が減り、金の希少性が上がり、金価格の上昇へとつながるわけです。

産金コストを知る事で見えてきた金の購入時期

  • 産金コストを知る。
  • 採掘量の調整がある事を知る。
  • 探索を止めてしまう鉱山がある事を知る。

産金コストを知る事で底値がわかります。そこから探索を止めてしまう鉱山があったり、採掘量を調整する会社が出て来る事をあらかじめ知っている事により、今後の金価格上昇をよむ事が出来るわけです。

これらの事を知っているかいないかでは大きな違いがあります。金価格が下落し続けて価値がゼロになる事はないわけです。

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